ブラックジャックに使える攻略法で有名なカードカウンティングとは、一体どのようなものなのでしょうか。
この記事では、ブラックジャックをプレイしている人はご存知の人が多いかと思いますが、カードカウンティングのやり方などについて解説していきます。
ブラックジャックのカードカウンティングとは
ここでは、オンラインカジノのブラックジャックで使える最強の攻略法として知られているカードカウンティングについて確認していきましょう。
ブラックジャックは、プレイヤーとディーラーとの対戦で手持ちのカードの合計が21により近い方が勝ちというカードゲームです。カードカウンティングは、オンラインカジノのブラックジャックで使われている攻略法の一つです。
この方法を簡単に説明すると、デッキに残っているカードを記憶して次に出るカードを予測するものです。少し複雑なルールではありますが、完璧に使いこなすと最強な攻略法とも言われています。
ブラックジャックのカードカウンティングの仕組み
ここで、あまり知らない人でもしっかりと理解できるブラックジャックのカードカウンティングの仕組みを解説していきましょう。
トランプカードは、1デック52枚のカードがあります。そこから、共有カードなどで表に出たカードの柄と数字を記憶していきます。さらに、プレイヤーがハンドを公開した時もカードの柄と数字を記憶します。
このように、表に出たすべてのカードを記憶してデッキに残っているカードを予測し戦略を立てるという仕組みになります。これにより、次に出るカードが高いカードかもしくは低いカードかを予測します。
もしこの予測が完璧にできれば賭け金の調整を有効的にして、大金を手に入れることも損失を抑えることも可能になります。
すでにプレイしたカードは、デッキの上にあるため明らかに見ることができます。例えば、デッキに低いカードが多く出ている場合には、残りのカードは高いカードが多いということがわかります。
カードカウンティングは、一つ一つ記憶していくため攻略法の中でも比較的複雑なものです。そのため、忠実に実行することが勝利への鍵になるでしょう。
ランドカジノでカードカウンティングは禁止?
カードカウンティングは、ランドカジノでは使用が禁止されている場合が多くあります。これは、プレイヤーが長期的にみて利益を得る可能性が多いことから、カジノ側の利益が減る可能性があるためです。
ランドカジノで実際にあったカードカウンティング事件
実際に、過去にランドカジノでカードカウンティングを使った事件がありました。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の生徒であるMITブラックジャックチームが、この方法を使ってカジノで大金を手に入れた事件がありました。この事件では、チームで役割を分けながら戦略を立てて見事多額な賞金を手に入れました。
この事件は、2008年に公開された映画「ラスベガスをぶっつぶせ」で知られています。この方法は、違法ではないことから返金などをすることはなく出禁の処罰のみとなりました。
オンラインカジノでは使えるのか
オンラインカジノのブラックジャックでカードカウンティングを使うことは違法ではありません。しかし、オンラインカジノによっては禁止してるサイトもあります。
使用する前に、お使いのオンラインカジノサイトで利用規約を確認して、カードカウンティングが禁止されていないかをしっかりと知った上で使うようにしましょう。
オンラインカジノでカードカウンティングを使うメリット
オンラインカジノのブラックジャックでカードカウンティングを使うメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。下記に確認しましょう。
ビデオゲームとライブディーラーゲームから選択できる
カードカウンティングは、ビデオゲームとライブディーラーゲームのどちらでも対応しています。どちらでも好きな方でチャレンジすることが可能です。
人目を気にせず集中できる
ランドカジノでは、禁止されている場合があったり人目があるので集中できないという人でも、オンラインカジノでは人目を気にぜず自分のペースで使うことができます。
練習や利用のハードルが低い
オンラインカジノのブラックジャックは、いつでも手軽にプレイができます。自分の資金に合わせて低いベット額から手軽に練習が可能です。
メモをとりながら記録できる
ランドカジノでは、メモを取ることを禁止している場合が多くあります。しかし、オンラインカジノでは、誰にも見られることなく記録をとったりメモを使うことが可能です。
オンラインカジノでカードカウンティングを使うデメリット
続いて、オンラインのブラックジャックにおけるカードカウンティングのデメリットとなる点を確認しましょう。
デッキが残りすぎていると威力を発揮できない
カードカウンティングでは、デッキに残っているカードが多いほど予測するのが難しくなります。
ライブカジノのブラックジャックのルールがカウンティングに不利
ライブカジノのブラックジャックでカードカウンティングに不利なことがあります。
例えば、ライブカジノでブラックジャックをプレイする場合は、ディーラーとのやりとりになるのでベットやヒットタイムに時間制限があります。そのため、考える時間が足りなくなり不利になる場合があります。
さらに、オンラインライブカジノとランドカジノの標準デック数が違う点もあります。カードカウンティングでは少ないデック数が有利になります。
カードカウンティングを禁止している場合も
オンラインカジノによっては、カードカウンティングを禁止しているところがあります。知らないで使ってしまうとオンラインカジノへの出入りが禁止となりますので注意しましょう。
ブラックジャックのカードカウンティングのルール
ここからは、ブラックジャックでカードカウンティングを使用する時のルールをご紹介します。
ブラックジャックのカードカウンティングの種類
ブラックジャックのカードカウンティングには、主に2つの種類があります。下記に、ランニングカウントとトゥルーカウントの詳細を確認しましょう。
ランニングカウント
ランニングカウントとは、シューからでたカードとすでにデッキに出たカードのポイントとの合計数を出すことを言います。
2~6までのカードでは+1ポイント、7~9までのカードでは0ポイント、10~Aまでのカードでは-1ポイントとなります。ランニングカウントの数が高い場合は残っているカードには低い値が多く、ランニングカウントの数が低い場合は残っているカードに高い値が多いということになります。
トゥルーカウント
トゥルーカウントとは、残りのシューの数によって状況が変わります。ランニングカウントを残りのシューの数で割った値を使います。
この計算方法は、トゥルーカウント=ランニングカウント/残りのカード枚数となります。この値が高いとプレイヤーに有利になり、低い値だとディーラーが有利になります。
ハイローシステム
ブラックジャックのカードカウンティングでは、ハイローシステムがよく使われます。この方法は、テーブルに配られたカードの数字を-1、 0、 +1の3つのグループに分けて計算する方法となります。グループごとにディーラーとプレイヤーに配られたカードを覚えて、その値によってアクションを変えていくのが一般的なやり方です。
- ポイントがプラス:プレイヤーが有利の状態です。高い値のカードが残っている場合が多いので、ベット額を上げて勝負をすることが有利です。
- ポイントがゼロに近い:残りのカードが高いものも低いものも半分くらいの割合で残っている状態です。ゲーム展開に慎重になる必要があります。
- ポイントがマイナス:カジノ側が有利の状態です。ベット額を下げて慎重にプレイするといいでしょう。
ハイカード(10~A)=-1
A、10、J、K、Qの5種類のカード
ニュートラル(7~9)=0
7、8、9の3種類のカード
ローカード (2~6) =+1
2、3、4、5、6の5種類のカード
ブラックジャックでカウンティングをするタイミング
カードカウンティングのタイミングは、ディーラーがカードを再シャッフルしてカードの準備ができた時点でスタートすることができます。
プレイしている人がいる場合、途中からはカードカウンティングをスタートすることができませんので注意しましょう。
カードカウンティングのシミュレーション
ここで、カードカウンティングを実際に行う場合のシミュレーションをしてみましょう!ここではハイローシステムを使った例を紹介します。
例えば、プレイヤー4人とディーラーでプレイをした場合に以下のカードが配られたとします。この場合、上述したルールに当てはめると下記のような計算ができます。
- プレイヤー1:7(0)、Q(−1)=−1
- プレイヤー2:2(+1)、8(0)、=+1
- プレイヤー3:7(+0)、K(-1)=-1
- プレイヤー4:8(0)、6(+1)=+1
- ディーラー:J(-1)、7(0)=-1
全ての数字を計算すると−1+1-1+1-1=-1になります。「-1」になった場合は、ベット額を下げて慎重に勝負する必要があります。
ブラックジャックのカードカウンティングを練習する方法
ブラックジャックのカードカウンティングをより有効的に使うためには、実践をする前に練習するとより勝率を上げることができます。カードカウンティングは、理論を理解しただけでは自分のものにすることは難しくなります。
この方法を使いこなすためには、練習をしてスキルを向上する必要があります。ここで、いくつかの練習例を確認しましょう。
ボーナスマネーを使って練習する
オンラインカジノで提供しているボーナスを有効的に利用することで、リアルマネーをあまり使わずに練習することができます。
自分でカードを配ってカウンティングしてみる
こちらの練習方法は、自分でカードを実際に使って行う方法です。実際にオンラインカジノでプレイをする時と同じようにカードを配りながら練習してみましょう。
ライブカジノのブラックジャックで空回しする
いきなりライブカジノでプレイをすることは少しリスクがあります。そのため、ライブカジノで空回しをして練習することができます。
低額ベットで遊べるブラックジャックで練習する
カードカウンティングに慣れたら、早速実践してみましょう。はじめは、高額のベットをすることはリスクが高くなります。オンラインカジノのブラックジャックは、それぞれのゲームによってレートが異なります。そのため、まずは低額ベットでプレイができるテーブルを使って試すことが大事です。
ブラックジャックのカードカウンティングツールを使用する
実際に、オンラインカジノでベットを行う前にカードカウンティングが練習できるツールを使うことができます。
例えば、カードカウンティングの練習ができるブラックジャックトレーナーというツールがあります。このツールは、カードバリューを表示してくれるのでカウントをする練習に役立つことができ、より効果的にスタートすることができます。ブラックジャックトレーナーは、無料でプレイができます。
オンラインカジノのカードカウンティングまとめ
ここまで、ブラックジャックのカードカウンティングについてご紹介してきました。ランドカジノでは禁止されるほど強力な攻略法となっています。ブラックジャックでルールをしっかりと理解して、完璧に使うと最強に勝つことができるでしょう。
カードカウンティングを用いてプレイするリスクを理解しよう
カードカウンティングは、攻略法の中でも最強と言われています。もちろん、最強と言っても100%勝てるということではありません。そして、それに伴うリスクがあることも頭に入れて使うようにしましょう。
オンラインカジノ選びには注意が必要
オンラインカジノでカードカウンティングを使う場合は、オンラインカジノの使用規約を確認した上で使うようにしましょう。また、オンラインカジノをより安全で快適に使うために海外の信頼できるライセンスを取得しているオンラインカジノサイトを選びましょう。
- Qオンラインカジノでのカードカウンティングはイカサマですか?
- A
カードカウンティングは、イカサマではありません。また、表に出たカードを頭の中で計算するため違法ではありません。カードカウンティングは、攻略法の中でも完璧に使うことで最強になります。オンラインカジノでカードカウンティングを使う方法は、大変有効的だと言えます。
- Qオンラインカジノのブラックジャックでカードカウンティングはなぜ禁止されていますか?
- A
カードカウンティングは、プレイヤーに有利にゲームが進む可能性がある方法です。そのため、オンラインカジノ側が損をしてしまうことがあるため、オンラインカジノによってはカードカウンティングを禁止しているところがあります。
- Qオンラインカジノのカードカウンティングの注意点は何ですか?
- A
オンラインカジノによって、カードカウンティングを禁止しているところがあるので事前に確認する必要があります。
- Qブラックジャック以外にカードカウンティングが有効なオンラインカジノゲームはありますか?
- A
ブラックジャック以外にもポーカーゲームでも有効になります。